スポーツ庁が、普段の生活から気軽に取り入れることのできる「歩く」に着目し、
「歩く」に「楽しい」を組み合わせることで、自然と「歩く」習慣が身につくようなプロジェクト
「FUN+WALK PROJECT (ファン プラス ウォーク プロジェクト) 」をスタートさせると発表しました。
「FUN+WALK PROJECT」では、1日の歩数を普段よりプラス1,000歩(約10分)することを目指し、
まずは1日8,000歩(国民の平均歩数は男性7,194歩、女性6,227歩)を目標とします。
日常生活の中での「歩く」を促進するためのキーアクションとして、
2018年3月からはじまる 第1弾キャンペーンは「スニーカー通勤」の推奨とのこと。
春先にはスニーカーでの出勤姿が増えそうです。
歩く事で健康管理を!という考え方が広まる事はとても喜ばしいですね。
そして、ますます重要になってくるのが「足元」です。
足にかかる衝撃は、普通に歩いている状態でも体重の約1.5倍、ランニングなら約3~5倍と言われています。
これらの衝撃を骨格のアーチと足底の皮膚、脂肪、筋肉が支えています。
橋のアーチ構造は上から荷重がかかればかかるほど強力になります。
人間の足のアーチは荷重を受けてたわむ構造になっています。
着地する時にたわんで衝撃を吸収し、
踏み出す時はアーチが復元して推進力が生み出されます。
しかし、たわむ構造であるがゆえにアーチの崩れが起きやすいのです。
アーチの骨格が靭帯や筋肉で支えられ柔軟性に富んでいるから、
着地の衝撃から身体を守り、スムーズな二足歩行ができています。
足首は、 距腿関節(きょたいかんせつ)と距骨下関節(きょこつかかんせつ)というふたつの関節からできています。
踵の骨と脛の骨をつなぐ関節(距腿関節)は1方向にしか動きません。
その下にある関節(距骨下関節)が、複雑な動きを可能にしています。
踵を安定させて、足首をしっかり使って歩けば、
推進力が効率よく伝わり、身体にも負担がかかりません。
そして、足首が正しく動く理想的な位置=ニュートラルポジションにあれば、
生み出された推進力を効率よく伝達することができるのです。
アーチが崩れて足首が歪んでいると、推進力が踵から脛にまっすぐ伝達されません。
ふくらはぎが十分に伸縮できないので、いつもパンパンに張って、
むくみやすく疲れが取れない冷たい足になってしまいます。
また、アーチの崩れを補うために足を捻じって歩くので、
マメやタコが出来たり、外反母趾などの変形の原因にもなります。
そのうえ、足底、ふくらはぎ、膝、太腿、腰、背中、肩、首…
全身でバランスを取ろうとするので、とても疲れます。
バランスの悪い歩き方で8000歩も歩けば、痛みや不調の原因になりかねません。
足首を正しい位置にしてバランスよく、無理なく体重移動して歩く。
それでこそ、歩いてできる健康管理ですね。
崩れたアーチを支えるなら、その人のニュートラルポジションで!
骨格がそれぞれ違うように、ひとりとして同じアーチは存在しません。
足首の最適な状態=ニュートラルポジションで作成するのが、
フットマスターが作る「オーダーメイド矯正インソール」です。
「歩き方」「靴選び」をあわせてトータルな健康管理になっていけば、
健康な人が、どんどん増えていくことでしょう!
自分のための、たただひとつのオーダーメイドで、
本当の健康管理をしませんか?