今回は、脚のねじれの話です。
左上(上)の写真の状態の様に、つま先が真っ直ぐな状態だと、足首の関節が動かしやすいので、
その結果、ふくらはぎの筋肉がうまく動かすことが出来ます。
筋肉をうまく動かせることは、筋肉のポンプ作用によって血流が良くなりますし、老廃物も流れやすくなりますからね。
次に、右上(下)の写真です。
つま先が微妙に真っ直ぐではありません・・。
これだけでも実は足首の関節を動かせる可動域が狭まってしまうのです。微妙に関節にねじれが入ってしまっている状態です。
その結果、筋肉のポンプ作用は半減してしまいますし、老廃物も流れにくい・・動かしにくい状態で動かしているので、
筋肉に微妙に負担もかかってしまいますね。
整体院に膝の痛みで来院されたCさん。
つま先が外側に向いていて、靴を見させて頂きましたが、かかとの外側が大分すり減っています。
これでは、足首の関節もニュートラル(つま先が真っ直ぐで動かしやすい状態)ではありませんし、
脚全体的にも、ねじれが出て、筋肉にも負担をかけると思います。
当院では、ねじれによって出来てしまった脚全体の筋膜(筋肉の表面の膜)と足裏の筋膜の癒着をはがし、
脚の歪みを取っていった後に、関節を動かすことにより、膝関節の軟骨に栄養が行きやすいような施術をしました。
施術後は、『10』あった痛みが『2~3』ぐらいになったとおっしゃっていました。
何よりです。
痛くなったお話しを聞いていると色々ありましたが、一つの原因と脚のねじれが考えられるので、
歩き方を見直すと良いかもしれませんね。
歩き方のポイントは色々ありますが、簡単に実行できるように、あえて二つ出します。
①歩く時、両足の中指が進行方向に真っ直ぐ向かっていること!
ねじれ対策ですね。
②バランスポイントを意識する!
足の内くるぶしと外くるぶしを結んだラインの真ん中をバランスポイントと呼びます。
このバランスポイントに重心を意識して乗せるのです。
そうすることによって、無駄な筋力を使わなくても自然に立てるようになります。
この二つが皆様にもおすすめですよ。
ちなみに、Bi-op(バイオップ)社のオーダーメイド矯正インソールを使用すると、
バランスポイントが取りやすくなるのでお勧めです。
日立みなみ整体院
http://www.hitachi-minami-seitai.com/
佐々木規行
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