よつ葉整骨院の山下です。よろしくお願いいたします。
今回はちょっと面白い報告が患者さんからありましたので、紹介させていただきます。
【患者さんのパーソナリティ】
2016年8月にインソール納品。フラットタイプ3mmと2.5mmを作成。
職場用にフットマスターサンダルも購入。
・性別 女性
・年齢 60代
・職業 手術メインの獣医
・趣味 ダイビング 乗馬
【インソールの使用状況】
3mmはサンダルと共にいつも職場に持っていって使用している。
2.5mmは外履きの靴に使用。
さらに乗馬の時に使用するために、乗馬ブーツをインソールに合わせてオーダーで作成し使用。
【ご報告内容】
睡眠時の食いしばりが強く、マウスピースを使用しているが何度も壊しては作り直す、ということを続けている。
奥歯は全部縦割れしていて、治療により残存している。
食いしばりの影響で常に歯肉炎を起こしていて、継続的な治療がずっと必要だった。
今月の定期健診の時に歯肉炎がおさまったと言われて驚いたそうです。
アゴは重心をとるバランサーとしての役割もあり、構造医学などその重要性に注目している理論もたくさんあります。
アゴでバランスをとっているなんでなかなかイメージできないですよね?
でも、今回の報告ではバランスをとる、ということが関係していたのかな?と考えています。
インソールを使用することと、バランスポイント(外くるぶしと内くるぶしで線を引いた踵の中心点)を
意識することで、重心をとることに不必要な力を使わずに済むようになり、
アゴもバランサーとしての機能を過度に果たさなくて良くなったのだと思います。
その結果、アゴの周りの筋肉に過剰なストレスをかけることがなくなり、
筋肉の過活動状態が改善された結果、食いしばり状態が以前より弱くなり歯肉への刺激が減り、
結果として歯肉炎が治まったのだと思います。
この方は手術適応の外反母趾も改善され、指を動かすことができるようになりました。
我々の矯正インソールはまだまだ色々な可能性を秘めているのだな、
と改めて考えさせてくれた報告でした。
益々、オーダーメイド矯正インソールを広めて健康寿命を延ばすお手伝いをすることに努めようと思います。
直近になってしまいますが靴の診断、足の悩みのセミナーを開催します。こちらもご覧ください。
D-footアカデミー
よつ葉整骨院 院長
山下 大輔
http://yotsubaseikotsu.com/
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