いつもフットマスターのブログをお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、最近ご相談が多い、外反母趾について。
何かのヒントになりましたら幸いです。
外反母趾、よく聞く言葉ですね。
外反母趾は、
体に感じる感覚として、親指の付け根、母趾球のあたりがズキズキする
見た目として、足の親指が他の指の方向に向き、親指が人差し指の上に重なったり、
親指の付け根が外に飛び出ているように見える
が代表的な症状として挙げられます。
フットプリント(足の形と足と地面の接地状態を確認する道具)で見てみると、
外反母趾はこのような形をしています。
親指の付け根の部分から親指の先端の角度が、25度以上になることを【外反母趾】といいます。
15度以上になってくるとイエローカード、この辺りから痛みが出始めている方が多いようです。
大変です!!
最近、60代の女性からお聞きしたお話。
『高校生のときに、学校指定の靴を履いててね。
このころから足の付け根が、何とも言えない違和感と共に、うずくような痛みが出てきたのよ。
この頃の靴は、甲被が硬い皮でできており、靴底も硬かった。
踵も三センチくらいの高さあったかな。
20代の頃からヒール高い靴も履いてたせいか、気づいたら、親指が沿ってたの。もうあきらめたわ』
四十年以上も足の痛みを我慢して、合う靴はない、合う靴はないと、いろいろな靴を買って試していらっしゃいました。
何とか、この痛み、見た目を良くしたい!
そのようなみなさまのお力になりたい!
と思い、フットマスターとして活動させていただいております。
歩くときに、つま先に体重移動の力が溜まっていることで外反母趾になりやすくなります。
ここで大切になるのが【歩き方】です。
その他に、日常的に何かケアの方法がないの?とのお声にお応えするために、お試しいただきたい足の整え方法をお伝えいたします。
①歩き方
ボールウォーキング
ボールが転がるように体に無理な負荷をかけずに、コロンと転がるように体を前に進める歩き方です。
安定する立ち方から体験いただきます。
その立ち方の姿勢から、かかとから地面に着地して、鼠径部(足の付け根)を伸ばしながら、骨盤を左右へ移行に前へ移動します。その時に反対足を残しながらつま先立ちをします。
詳しくは、ウォーキングセミナー、ウォーキング教室でお伝えしております。
お呼びいただければ、マンツーマンから15人程度の団体様にも出張教室ご用意しております。
②日常のケア
お風呂に入っているときやお休みの前に数分実施するだけでも、継続すると効果的な方法です。
足のアーチの辺りを足と同じ方向の手で固定し、親指を捻じるように軽く押し込みます。
親指を絞ることで、固まりがちな筋等をほぐしていきます。
外反母趾になりかけている方、外反母趾の方に、足づくりをするために効果的です。
快適な毎日をお過ごしください。
フィールフィールド株式会社 代表
鈴木 学
http://www.feelfield.co.jp
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