「巻き爪」というと,食い込んだ爪の処置(フットケア)ばかりが
注目されがちです。
あらためまして,こんにちは。千葉県浦安市の『くりた整骨院』
フットマスターの栗田です。
巻き爪により丸く食い込んだ爪をひらく処置をしてくれるフットケアサロンは多く存在します。
また,巻き爪により皮膚が化膿してしまったら病院などに行くことはとても重要です。
以前整形外科で勤務していた時には,
巻き爪により化膿した母趾の診察に来る方,
ひどいときには,食い込んだ爪の両サイドを切る手術を受ける方などを
たくさん観させて頂きました。
でも,そのような患者さんは
1回だけでなく,数ヶ月すると,
2回も3回も再発し来院されるのです。
巻き爪にならないような,自分自身での爪の切り方なども大切。
でも,フットサロンや自分自身の爪の処置だけではダメなのです!
巻き爪の予防・再発防止には,
足本来の機能を取り戻すことも同じく重要なのです。
巻き爪防止のため,足本来の機能を取り戻すために重要なのは大きく分けて2つ
それは
「正しい靴を選ぶ」「正しい立ち方・歩き方」
です
①正しい靴を選ぶ
巻き爪の原因が「靴」と聞いてまず思い浮かぶのは
女性のハイヒールやパンプスではないでしょうか?
確かに先の尖ったハイヒールは,つま先が窮屈で母趾を圧迫し巻き爪の原因です
それと同時に見落とされがちなのは,
「大きすぎる靴」
です。
巻き爪でお悩みの方は,母趾が靴にあたって痛いからと,
通常よりも大きめの靴を履いてしまうことがあります。
大きい靴を履くと,足が前に滑り結果的につま先に負担をかけてしまいます。
(これは,ハイヒールだけではなく男性のスニーカー・革靴でも同じです)
②正しく立つ・正しく歩く
せっかく正しい靴を選んでも,
立ち方・歩き方を正しくしないと巻き爪の原因になります。
巻き爪になる多くの方が「つま先重心」に立っています。
つま先重心になることにより,つねに足の趾に力が入り,
母趾に負担をかけ巻き爪になりやすくなります。
また,歩く時に足の親指で地面を蹴りだすことにより,
母趾の内側に負担をかけ,巻き爪の原因となります。
フットプリントで,自分の正確な足のサイズ,
現在の足裏のバランスを確認しよう!
ここまで,巻き爪の予防・再発防止のために,
靴選びや正しい立ち方・歩き方の大切さをお話ししてきました。
でも,
・正しい靴の選び方
・正しい立ち方・歩き方
ってわからないし,そもそも聞いたことが無い!
と思いますよね?
しかも,自分自身の正確な足のサイズ,立っている時の足裏のバランスを
ご自身の目で確かめたことはありますか?
そのために,当院では
(必要に応じて)『フットプリント』というものを採ります。
これにより,自分自身の正確な左右の足のサイズがわかり
また,足裏のバランス(体重のかかり方・足首のねじれなど)を
確認することが出来ます。
当院では,フットプリントも参考にし,
正しい靴選びのポイント,正しい立ち方・歩き方を
ご指導させていただいております。
また,足裏のアーチが崩れている方,足首が歪んでいる方には
オーダーメイド矯正インソールをおススメしております。
正しい靴にオーダーメイド矯正インソールを使うことにより
足のアーチをその人本来の正しい位置まで戻し,
足首の歪みを矯正することができ,
正しい位置に重心を意識して歩けるようになることが
巻き爪の予防(再発防止)になります。
長年,巻き爪でお悩み・お困りの方は,爪以外の部分も見直してみませんか?
少しでも気になった方は,まずはお気軽にお近くのフットマスターまでご相談下さい
くりた整骨院
院長 栗田 勝彦
http://k-seikotsuin.jugem.jp/(ブログ更新中)
http://kurita-seikotsuin.com/
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