突然ですが、
あなたは ご自身の足のサイズを本当にご存知ですか?
靴を購入するときは もちろん試し履きをされると思いますが、
きつくなく、ゆる過ぎでもないようなサイズでOK!という決め方ではありませんか?
今回は『足の長さ』と『靴の長さ』の違いから起こった事例をご紹介します。
靴を買う時、合わない靴を購入して靴ずれなどをおこさないようにと
どうしても大きめなサイズを選びがちです。
また、靴屋さんもお客様が靴ずれなどをおこさないよう、
若干大き目のサイズをすすめることも よくあります。
靴の長さと足の長さが違いすぎると、靴の中で足が滑ってしまい、
その結果、足の指がうまく使えなくなり、浮き指(足の指が微妙に地面についてない状態)
になってしまうことがあります。
Aさんの靴の下敷きを取り出して足を乗せていただきました。
だいぶ長さが違いますよね。でもAさんは靴は合っていると思っていました。
Aさんは以前 ひどい靴ずれを経験し、それからは『靴は大きめのもの』を選ぶようになっていたそうです。
靴を選ぶ時には 若干ゆるいくらいで調度良いと考えていらしたのです。
写真をご覧いただければわかるように、
これだけ足の長さと靴の長さが違うと、靴の中で足がだいぶ滑ってしまいますよね。
この状態だと 靴の中で足の指はうまく使えず、結果、浮き指ぎみになっていました。
足裏は、①足の指の腹の部分 ②足の指の付け根 ③かかと の3点歩行で安定しています。
もちろんこの3つは地面からの衝撃を吸収する役目もあります。
そのうちの ①足の指の腹の部分 が浮き指によりうまく使えず、
②と③のみで地面からの衝撃を吸収していました。
これでは足から上のお身体、骨格にも悪影響が出ます。
Aさんは膝の痛みと腰痛を訴えていました。
当院では、Aさんの足の状態、そしてお身体の状態を診て、
オーダーメイド矯正インソールを作成し、普段の靴に入れて使用していただきました。
その結果、足裏バランスが改善し、浮いていた指を地面につけて歩けるようになったのです。
それから膝の痛みと腰痛も改善されたとの事。
オーダーメイド矯正インソールを靴の中に入れ、
足の指を地面につけて歩けるようになった時に感じたことは
『今までどれだけ大きい靴を履いていたか』という実感だったそうです。
浮き指の状態が長く続くと、足の指の感覚が感じにくくなります。
(麻痺してしまうのではなく、感じにくくなる という事です)
無意識に 大きめの靴を買っていたり、
余裕のあるゆるい靴を履いていらっしゃるあなた。
足もとはお身体の大切な土台です。
まずはご自身の足のサイズを知ること。
そして、正しい靴選びと正しい歩き方。
オーダーメイド矯正インソールを使用することで、是非足もとからの健康を手に入れてください。
日立みなみ整体院
http://www.hitachi-minami-seitai.com/
佐々木規行
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